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森ビル▼「松坂屋銀座店」跡地の再開発事業が上棟 

2016年05月19日

森ビルが事業者となっている「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」が、5月11日に上棟した。

同事業は、東京都中央区銀座にある「松坂屋銀座店」跡地を含む街区と隣接する街区の2つの街区で構成された約1.4haを一体的に整備する再開発事業だ。
東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点を目指し、約4万6000㎡(約1万3900坪)の商業施設や、都内最大級の1フロア貸室面積約6100㎡(約1850坪)の大規模なオフィス、文化・交流施設「観世能楽堂」などから構成された、銀座エリア最大級となる大規模複合施設が計画されている。

また屋上庭園やバスの乗降スペース等による来街者を迎え入れる施設の導入、安全で快適な交通・歩行者ネットワークの強化・拡充、さらに、非常用発電設備や防災用備蓄倉庫等も整備し、地域に開かれた場所として来街者の利便性と快適性を高めるとともに、災害時の地域全体の防災機能向上も図っていく。 

今後は、2017年1月末の建物竣工を目指し、事業を推進していく。なおオフィスは2017年2月1日引き渡し開始、商業施設および文化・交流施設「観世能楽堂」の開業は2017年4月を予定している。