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JR貨物▼大型マルチテナント型物流施設の名称を決定 

2016年06月04日

日本貨物鉄道(JR貨物)は5月18日、東京貨物ターミナル駅に大型物流施設「(仮称)エフ・プラザ東京M棟・N棟」として開発を進めていたが、正式名称を発表した。

旧称エフ・プラザ東京M棟は、「東京レールゲート WEST」、旧称エフ・プラザ東京N棟は、「東京レールゲート EAST」。

事業者は、WESTがJR貨物、EASTはJR貨物、三井不動産で、WESTは2019年8月、EASTは2021年10月竣工の予定。

日本を代表する海と空の玄関口である東京港国際コンテナターミナル・羽田空港に隣接し、JR貨物の基幹駅である東京貨物ターミナル駅構内に所在するという立地条件から、これらを同時にアピールできる名称として、選定した。

今後は、「レールゲート」ブランドにより、「東京レールゲート WEST・EAST」に次ぐマルチテナント型物流施設の全国展開について、検討していく。

なお、「東京レールゲート EAST」が竣工し、プロジェクトが完了するのは2021年10月の予定であり、長期間のプロジェクトとなるが、その第一弾となる、「新駅事務所」と「立体駐車場」の実施設計・施工業者を決定するための「WTO一般競争入札」の手続きを開始した。

いずれも、港湾からは、東京港国際コンテナターミナルから約2km、空港では羽田空港国内貨物地区から約3km、羽田空港国際貨物地区から約4kmの立地。

アクセスは、自動車で首都高速湾岸線大井南ICから約2km、首都高速横羽線平和島ICから約2km、鉄道では、東京モノレール流通センター駅から徒歩14分。

■概要
・物件名:東京レールゲートWEST
所在地:東京都品川区八潮3丁目
事業者:JR貨物
旧称:エフ・プラザ東京M棟
敷地面積:約2万4000m2
延床面積:約6万1000m2
規模・構造:地上5階建 / 免震構造
着工:2018年1月(予定)
竣工:2019年8月(予定)

・物件名:東京レールゲートEAST
所在地:東京都品川区八潮3丁目
事業者:JR貨物、三井不動産
旧称:エフ・プラザ東京N棟
敷地面積:約7万1000m2
延床面積約:16万1000m2
規模・構造:地上5階建 / 免震構造
着工:2019年10月(予定)
竣工:2021年10月(予定)

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