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プロロジスパーク茨木▼竣工、ニトリグループ83%賃貸契約済 

2016年10月04日

プロロジスは9月28日、大阪府茨木市にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク茨木」を竣工した。

9月現在、竣工済みの賃貸型物流施設として関西最大であり、プロロジスの開発実績として国内最大の施設。

竣工に先立ち、ニトリと約13万m2の賃貸契約を締結しており、物流子会社のホームロジスティクスが6階建施設のうち、1~5階に入居する。残り1フロアについては、引き続き入居企業を募集している。

大型用地が希少で物流施設の供給が少ない関西内陸部に立地し、関西内陸部では、プロロジス初のマルチテナント型施設。

開発地は中国自動車道、名神高速道路、近畿自動車道の交わる吹田ICへ約6㎞、茨木ICへ約5㎞の地点に位置する。大阪の主要幹線の国道171号と新御堂筋を通って、大阪中心部まで、約30分でアクセスできる物流適地。

2017年に開通予定の新名神高速道路の茨木北IC(仮称)から、至近に位置し、西日本広域をカバーする物流拠点としても最適なエリアに位置している。

最寄り駅である大阪モノレール彩都西駅と隣接する大規模な住居エリアが広がり、雇用確保の観点からも優位な立地となっている。

駅から路線バスを使って約7分でアクセス可能なほか、プロロジスが施設利用者のための専用シャトルバスを運行し、通勤をサポートする。

施設は、約8万m2の敷地に延床面積約18万9700m2の地上6階建のマルチテナント型物流施設で、2基(上り・下り専用)のランプウェイにより、各階に大型トレーラーが直接乗り入れることができる。

各階のトラックバースは、45フィートコンテナトレーラーが停車し、作業可能な奥行を確保。

公道の通行に関する規制緩和の流れを受けた、プロロジスとして初めての取り組み。現在、40フィートコンテナトレーラーへの対応が一般的で、45フィート対応の施設は珍しいという。

施設は非常に安定した地盤に立地しており、制振ブレースを採用。

非常用電源を確保し、緊急地震速報システムや備蓄庫を設けるなど、プロロジス独自の設備で入居企業の事業継続をサポートする。

屋根面には約2メガワットの太陽光発電パネルを設置し、外壁の一部には壁面緑化を採用。全館LED照明、昼光制御、人勧センサーや車両センサーなどを導入したプロロジス最新鋭の省エネルギー施設であり、CASBEEのSランクを取得する予定。

セキュリティ面では、常時有人警備を実施して24時間365日の操業を可能とし、共用部および専有部への入退室を電気錠で管理する。

最上階には、カフェテリア、コンビニエンスストアを設け、施設の従業員へ憩いの場を提供し、働く環境にも配慮した施設としている。

■プロロジスパーク茨木の概要
所在地:大阪府茨木市彩都あかね2-1
敷地面積:8万243.54m2
延床面積:18万9741.77m2
構造:RCSS造、地上6階建
着工:2015年6月
竣工:2016年9月

http://www.prologis.co.jp/2016/pp_ibaraki/

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