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アスクル▼物流センターが当初計画を大幅に上回る生産効率で稼働 

2016年12月19日

アスクルは12月14日、2017年5月期第2四半期決算を発表、2つの物流センターが当初計画を大幅に上回る生産効率で稼働していると発表した。

営業利益は、将来の収益拡大に向けた物流関連の投資、積極的な販売促進策を実施したため、計画通りの減益となったが、第2四半期(3か月)では前年同期と比べ増益へと転換した。

eコマース事業の「LOHACO」の販売促進策を強化、「ASKUL Logi PARK 福岡(2015年12月稼働)」「ASKUL Logi PARK 横浜(2016年5月稼働)」の新設により、売上高の伸長に対して減価償却費や地代家賃等の固定費比率上昇等で、営業利益は一時的に減少した。

経営体質強化のために全社を挙げて進めている固定費削減活動である「KAIZEN活動プロジェクト」により費用発生の抑制ができたことで、第2四半期累計の営業利益は、期首の業績予測を上回った。

販売費及び一般管理費は、減価償却費や地代家賃等の固定費と広告宣伝費等が増加し、前年同期比12.2%増加の331億2900万円となった。売上高販管費比率は、固定費等の増加により前年同期比0.6ポイント増加の20.4%となったが、新設センターが安定稼働し、今後の物量増加を実現することで、生産性は更に改善され、通期では販管費比率も低下していくことを見込んでいるとしている。

eコマース事業合計の売上高は1626億8200万円(前年同期比9.2%増)、売上総利益は生活用品やMRO商材等の増収等により、370億4700万円(前年同期比8.9%増)。ロジスティクス事業の第2四半期の売上高は21億1700万円(前年同期比156.7%増)、営業損失は2億5700万円(前年同期は営業損失1800万円)となっている。

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