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アスクル▼LOHACOのチャットボットに「IBM Watson」ベースの対話システムを導入 

2017年05月02日

アスクルが運営する一般消費者向けインターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」内のチャットボット「マナミさん」が、りらいあコミュニケーションズが提供する対話システム「バーチャルエージェントR」を導入した。

「バーチャルエージェントR」は「IBM Watson」をベースとしたシステム。「IBM Watson」が得意とする自然言語の解釈と学習機能を活用し、実際の問い合わせ対応を通じて学習させることでより確度の高い答えを導き出すことが可能になった。また問い合わせの回答精度を高める学習プロセスの大半がシステム化・自動化され、「マナミさん」の運用負担の大幅な軽減も実現した。

「マナミさん」は2014年9月に導入され、利用者からの問 い合わせに24時間365日対応している。従来の学習プロセスは、問い合わせ対応履歴の中から回答できなかった質問を抽出し、これに対する適切な回答文をデータベースへ入力して回答の精度を高めるというもので、回答精度向上にかかる工数削減が課題の一つだった。