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センコー▼3温度帯の最大規模拠点を竣工 

2018年08月18日

センコーは9日、埼玉県加須市の加須PDセンター敷地内に加須PDセンター2号倉庫を竣工した。

加須PDセンターは2016年11月に開設、圏央道・白岡菖蒲ICから約10kmに位置。2号倉庫は3温度帯の5階建て(倉庫は3階建)で、延床面積約5万2000平方㍍)。敷地内には危険物倉庫(平屋建て、延床面積約3000m2)を3棟併設した。

同一施設内に3温度帯倉庫と危険物倉庫設置は同社初の試み。今後増加する危険物保管を拡充させ、他社との差別化を図る。常温エリア(2万5000m2)はセンコー、冷凍・冷蔵エリア(2万7000m2)は子会社のランテックが運営する。

2号倉庫は千葉県の野田第1PDセンター(8万2878m2)に次ぐ同社最大規模。センター全体の敷地面積は約10万5000m2、1号倉庫(2階建て、同約4万8000m2)と併せ、延床面積は計約10万3000m2。

竣工式で福田泰久社長は「本日の竣工で埼玉県下の物流センターは40万平米となった。埼玉は首都圏への物流ハブとなるため、今後も積極的に開発を進めたい」と述べた。

2号倉庫には両面に78台のトラックが接車できる全天候型バースを設置、40台分は冷凍・冷蔵に対応するドックシェルターを備えた。冷凍・冷蔵エリアには庫内ではダイフク製パレット自動倉庫(1万1200枚収納)、垂直搬送機7基をはじめ、ICカードによる入退室管理、監視カメラも完備。従業員食堂は9月、保育所は10月に開設する計画。