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郵船ロジ▼非常用発電機を見直し、物流センターの緊急時対策強化 

2020年08月19日

郵船ロジスティクスは、成田ロジスティクスセンターと中部ロジスティクスセンターでの非常用発電機の見直しを図り、緊急時対策を強化したと発表した。自然災害の経験を踏まえ、非常事態でも貨物と従業員の働く環境を守り、業務を継続するための電力供給を目指す。

成田ロジスティクスセンターは、一部事務所内や保冷施設を守るため非常用発電機を設置していたが、昨年の台風15号による成田地区の大規模停電が長期に及び、オペレーション業務ができるようになるまで一定の期間を要した。

今後の自然災害による停電発生リスクに備え、通常業務を継続する上で必要な電力が確保できるよう、現在2基設置している非常用発電機のうち1基の容量を7月下旬に増強し、同センターの全事務所・倉庫で通常稼働が可能な電力を
確保した。

また、設置を計画していた中部ロジスティクスセンターにも同タイミングで非常用発電機を新設、非常事態でも通常のオペレーション業務が継続できる体制を整えた。非常用発電機は津波や液状化現象にも耐えることができるよう、同センターの屋上に設置した。