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トーヨーカネツ▼コンテナ荷役の作業軽減を図るデバンニングマシンの販売を本格化 

2020年10月19日

トーヨーカネツは、人手不足への対応、荷役作業の軽減を目指し、コンテナからのデバンニング(荷降ろし)作業の省力化を実現する「コンテナ アンローダー」の販売を本格化させる。

コンテナ アンローダーは半自動デバンニングマシンの専業メーカー、オランダCopal Handling Systems社とトーヨーカネツが2018年に国内独占販売契約を締結したもの。これまで日本国内での市場調査・トライアルを実施し本格販売にむけて準備を行ってきた。

トーヨーカネツでは、物流現場の中で自動化が進みにくい分野であるデバンニング作業に注目してきた。この作業は、厳しい作業環境から人手の確保が難しくなってきており、自動化が急がれる分野であると指摘する。コンベヤ使用による搬送やアシストスーツをはじめとする負担軽減ツールは従来からあったが、これらに比し、本装置は大きな効果を発揮できる、としている。

コンテナ アンローダーは20/40フィートコンテナおよびハイキューブコンテナに対応、フォークリフトのようにオペレータが運転するワゴンがコンテナ内に移動。ジョイスティックを用いて先端のアームを前後・上下左右に操作し、コンテナからの荷降ろし作業の省力化を実現する。コンベヤとの接続により、倉庫内保管エリアまでの搬送や、倉庫管理システム(WMS)との連携で入荷・保管情報の自動化と組み合わせることができる。

コンテナからの荷降ろし方法はバキュームタイプ(ダンボール向け)とグリップタイプ(コーヒー豆等の麻袋向け)の2種類がある。荷物の形状、積荷状態にもよるが、1時間あたり800~900ケースの荷降ろしが可能。安全教育、操作教育およびトレーニングは必要だが、オペレータとしての資格は不要であり、短時間での技術習得が可能。同社のトライアルテストの結果では、マシン操作に不慣れな女性でも操作可能としている。


トーヨーカネツでは、実現場においてこの装置をユーザーに直接操作していただくトライアルテストを実施済であり、現在は実機販売を視野に入れた受注活動を進めている。トライアルテストの実施を通じて、日本市場向けの問題点やユーザーの要望の抽出は終わったとしており、これらを改善したうえで、販売を本格化する。

同社は、さらなる自動化に向けた製品開発をCopal社と進めており、デバンニング後の後工程との連携、同社のサービスセンターによるメンテナンスの一貫提供など、総合マテハンメーカーならではの特長を出していきたいとしている。