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プロロジス▼「プロロジス アーバン」羽田空港近くに起工 

2022年03月05日

プロロジスは2月25日、東京・大田区で都市型賃貸用物流施設「プロロジス アーバン東京大田1」の起工式を開いた。

消費地・顧客に近接した首都圏配送拠点として、プロロジスが提供する小規模施設だ。2000m2の用地に4階建て延床面積5000m2で開発。オフィスビルと物流施設としての機能性を併せ持つ設計とし、長尺物保管、医療機器や業務用印刷機など重量物のショールーム兼配送拠点、音響・映像スタジオなど、マルチユースに対応する。

開発地は羽田空港から5km圏内の内陸部。首都高速・羽田ICから約9分、産業道路である国道131号に面する。車で5分圏内の人工は約8万人、約15分で品川、大井町、約30分で武蔵小杉、日吉、川崎、横浜などの有数の住宅地へのアクセスが可能。プロロジスが狙うラストワンマイル拠点としても有利な立地にある。

水回りの設置が可能となり、セントラルキッチンやプロトタイプ開発拠点とデモルームの併設など、既存のオフィスや物流施設・工場の垣根を超えた。

1階(約840m2)は低床バースを備え、上階倉庫への共用荷捌きスペースを計画。ECフルフィルメントセンターと即日配送・ラストワンマイル配送拠点の併設にも対応。

2階(約1200m2)は、床荷重1.5トン/m2、有効高さ3.7メートルを確保。水回りの将来設置も可能な計画となっており、ショールームやセントラルキッチン等のニーズに対応可能。また、事務所も倉庫同等の床荷重1.5トン/m2を確保し、倉庫との一体利用が可能。