SBSフレックは5月30日、茨城・阿見町に建設していた「阿見第二物流センター」の竣工式を開催した。

高まる冷凍ニーズへの対応と物流人材不足の課題を解決するため、大型冷凍自動倉庫設備をメインとした物流施設として建設。6月1日から稼働を開始している。

圏央道・阿見東ICから2km、大洗港・ひたちなか港から車で1時間と利便性の高い立地に位置、隣接する「阿見第一物流センター」と連結することで、横持ち量の減少と高い作業効率を目指す。

庫内には－25度から＋10度までの複数温度帯に対応した冷蔵庫も備え、商品特性に合わせた温度管理・鮮度管理が必要な商品の取り扱いを強化した。自然冷媒に対応した省エネ対策、急拡大するEC事業のニーズに対応した流通加工や出荷作業にも対応する。

パレット商品の高積みが可能な立体自動倉庫を導入、冷蔵食品で1万1000パレット超の保管・収納能力を確保した。自動化設備によって入出荷工程を1時間あたり150パレットの処理スピードを実現した。