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大和物流▼「富山高岡物流センター」着工 

2022年09月01日

大和物流は8月23日、富山・高岡市で物流施設「富山高岡物流センター」(仮称)を着工すると発表した。着工は9月1日、竣工は2023年5月31日の予定。

同社は今年4月に「金沢物流センター」(石川県白山市)を開設するなど、北陸エリアに事業基盤の強化を図る。新センターでは北陸エリアでの建材共同配送サービスの拡充を強化し、センターの汎用性の高さを活かした各種物流サービス提供を目指す。

能越自動車道・高岡ICから1.3kmも位置、北陸自動車道を経由することで富山県富山市や金沢市や福井市への配送拠点などとして活用できる。また、北陸自動車道と東海北陸自動車道の結節点となる小矢部砺波ジャンクションまで15km圏内にあるため、中京圏や近畿圏との広域配送にも優れる。

施設は2階建て、延床面積1万1805m2。建屋の2面に高床式と低床式のハイブリッドバースを設置、荷役方法に合わせて使い分けることができ、効率的な入出庫作業を実現する。

同社はこれまで北陸エリアで、金沢物流センターで建材メーカーや電気設備メーカー向けの二次配送サービスや共同配送サービスを提供。大和ハウス工業新潟工場に隣接する新潟営業所では、北陸エリアの住宅建築現場への配送サービスを行うなど、建築・建材物流事業の実績もある。

今後は同センターと北陸エリアの他事業拠点が連携することで、北陸エリアでの効率的な共同配送サービスを展開していきたいとしている。