ENEOSグループのJX金属は1日、茨城・茨城市の磯原工場で荷捌きを行う物流ヤードを新設するとともに、同施設周辺の総合的なリニューアルを行ったと発表した。

磯原工場は半導体基材上の薄膜となる素材用スパッタリングターゲットを主に生産。貨物量は年々増加傾向にあり、安全で効率的な荷捌き作業を実現するための施策が求められてきた。

今回のリニューアルでは新たなエリアは工場入口付近にラウンドアバウト（環状交差点）を設け、車両を交通制御するとともに、物流ヤード内をトラック及び荷積み荷下ろし専用エリアとするとして、荷受作業時の安全性や効率を大幅に向上させた。

また、物流ヤード内外にトラック専用の待機スペースを設けたほか、ドライバー休憩室も物流ヤード内に設置するなど、トラック運送事業者の業務環境へも配慮している。トラック運送事業者の業務環境へも配慮した。