物流不動産ニュース

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トランクルームの将来性を考える − 48 

 今回のキーマンに聞くは、小泉武衡さん。寺田倉庫時代にトランクルームの拡販に成功した。
 http://www.butsuryu-fudosan.com/2011/02/21_5.html

 当時のトランクルームの事情と現状についても語ってもらった。その中で、BtoCビジネスの難しさも明らかに。
 現在のトランクルームは、倉庫会社の「トランクルーム」と不動産会社が中心として行う「レンタル収納スペース」の2つに大きく分かれている。一般消費者は、その違いをはっきりとは分かっていない。
 特に、BtoCビジネスを考える上で、立地条件は重要だ。しかし、倉庫の寄託契約で行う「認定トランクルーム」は住宅街で行えるところは少ない。土地の用途制限があるためだ。
 一方で「レンタル収納スペース」は土地の用途制限を考えずに行うことができる。現在の、トランクルーム市場は、住宅街で目立つ「レンタル収納スペース」が強い状況になっている。
 それでは、トランクルーム事業の将来性はないのか? 寺田倉庫がトランクルームを伸ばせたのは、広告を活用し、新しい顧客層を開拓できたから。現在では、伸び悩みの状況で、「新しい顧客層を開拓する」ビジネス展開がなければ、ただトランクルームをやっても難しいだろうという。
 ただし、物流会社としてのサービスを組み込むことで、新しいビジネスは発生する。荷物を保管したいが、トランクルームまで行けない高齢者層向けのサービスは、その一つではないだろうか。