物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

イーソーコ▼リアルネット運営のe-危険物.comと相互連携したサービス開始 

2008年03月03日

 日本最大の物流施設検索サイト「e-sohko.com」を展開するイーソーコ(本社=東京都港区、遠藤文社長)は、ケミカル品などの総合物流業者「丸善グループ」のリアルネット(本社=千葉県市川市、藤井宏幸社長)が運営する「e-危険物.com」(e-危険物ドットコム)と、2月15日より相互連携したサービスを開始。サイトの相互リンクを図り、今後、イーソーコは危険物の寄託案件についてはリアルネットと提携した事業対応が行っていく。

イーソーコ・遠藤社長(左)とリアルネット・藤井社長(右)が固い握手
 両社は今回の提携により、エンドユーザー側のニーズを広く吸い上げ、危険品倉庫業界の活性化をめざしていく方針だ。
                  ※
 危険品倉庫は、企業のコンプライアンス重視の流れのなか、需要が増えている。ただ一方で、危険品倉庫に関わる情報ルートは限られ、一般に公開されていないため、エンドユーザー側から、情報を入手できる専門サイトを望む声が多くでていた。
 こうした状況のなか、リアルネットの藤井社長の頭のなかには「欧米には危険物に関連した物流情報(保管・輸送・通関含めた全般)は広く公開されているのに対し、国内にはそうした情報を入手できる場がなく、エンドユーザー側からの問合せもたびたびでている。このままノウハウをクローズドの状態にして、事業を展開することが、果たして業界のためになるのかどうか」という疑問が浮かんでいた。
 藤井社長は丸善グループの京葉物流トランクルーム部長を兼務。危険品倉庫が主の同グループのなかで、普通倉庫と接点があるトランクルーム事業に関わったことで、ここ数年の外資ファンドの攻勢をはじめ、激変する倉庫業界動向をつぶさにみてきたことが、その認識を強くしていた。
 「普通倉庫と違い、危険品倉庫に目に見える形の変化は起きていないが、地方ではエンドユーザー側の諸事情で空いた倉庫も生まれ、今後の展開次第では環境の激変もありうる。危険物物流への需要が高まるなか、エンドユーザーを含むネットワークを構築して、対応していくことが必要ではないか」(同・藤井社長)
 そうしたときに出会ったのが、日本最大の物流施設検索サイト「e-sohko.com」を手がけているイーソーコだった。
 イーソーコではこれまで賃貸用の物流施設の登録・検索サイトをはじめ、物流施設に関連する各種サイトを運営。一般貨物の寄託案件については「イーカーゴ」、トランクルーム物件については「e-トランクルーム」、老朽化倉庫の改修・再生については「リファイン」で対応。こうしたサイト運営能力を高く評価していた。
 イーソーコにとっても、危険品倉庫への問合せが増えるなかで、普通倉庫中心のイーカーゴでの対応は十分といえず「きちんとした専門家と業務提携を図った上での、ポータルサイト構築の必要性を感じていた」(イーソーコ・遠藤社長)。
 両社の考え方が一致するなかで、業務提携が図られる形となり、協力関係のもと、リアルネット側は危険物に特化した専門サイト「e-危険物.com」を立上げ、今回、相互リンクと事業協力強化により、サービスの向上が図られることになった。
 危険品専門サイト運用時の問合せは相互リンク前で、1ヵ月に10件程度あり、今回の相互リンクとサービス強化で、大幅に増える見通し。サイトでは、こうした危険物の寄託案件や保管に関する各種問合せへの対応とともに、危険物に関わる、関連法規、保管方法、運搬・搬送などをイラスト使いながら、わかりやすく紹介するコンテンツも充実させていく。
 「危険品倉庫を持つ倉庫業者は日本全国200数十社、タンク事業者数十社といわれる業界の枠にとどまらず、エンドユーザーを含めた広い枠のなかで、登録企業・アクセス数を着実に伸ばし、業界の活性化にできるだけ貢献していきたい」とリアルネットの藤井社長は抱負を述べている。
▼e-危険物.com
http://www.e-kikenbutu.com/index.html


国際物流総合展2021