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日鉄エンジニアリング▼耐震部材を物流施設で採用 

2019年12月04日

日鉄エンジニアリングは12月4日、日鉄興和不動産より受注した大型物流施設「LOGIFRONT尼崎Ⅱ」の建設を着工したと発表した。

延床面積約10万1000m2の特定テナント向け専用物流施設(BTS型)として日鉄エンジニアリングが施工を担当。地震エネルギー吸収能力の高い同社製耐震部材「アンボンドブレース」とCFT柱を採用、耐震構造の物流施設となる。

アンボンドブレースは中心鋼材とコンクリートの間に特殊な緩衝材(アンボンド材)を用い、引張・圧縮ともに同性状の安定した履歴特性を実現し、復元力特性は剛性・耐力ともに圧縮・引張が同等だという。

大阪市中心街から10km圏内に位置し、阪神高速道路湾岸線・東海岸ICから約1km、中島ICから約4km、阪神高速道路神戸線・尼崎東、尼崎西ICから約5kmに位置。
 
日鉄エンジニアリングは物流関連施設を得意領域の一つとして実績を重ねており、累計受注実績は約270万m2を超える。