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住友商事▼等価交換式開発「SOSiLA大阪」竣工 

2021年06月05日

住友商事は5月31日、大阪・福島区で消費地近接型物流施設「SOSiLA大阪」を竣工した。同社は7月15日に兵庫・尼崎市で建設中の「SOSiLA尼崎」が竣工する予定で、同社は両施設の満床稼働を見込む。

SOSiLA大阪は、JR大阪駅から3.5km圏内のレンゴー淀川工場跡地に建設した同施設は、等価交換式の開発手法を採用。レンゴーが出資・取得した用地に、デベロッパーの住友商事が出資した建築費用で施設を建築、出資比率に応じた施設所有のスキームとした。

レンゴーは1階と2階の位置で倉庫機能のほか研究施設としてとして使用することで、自社拠点の再編を行う。住友商事は2階の一部と3・4階の区分床合計5万2000m2に「SOSiLA大阪」としてテナント付けを狙う。

SOSiLA尼崎は延床面積4万4500m2に日本通運への一棟貸しが決定。都市部へのラストワンマイル配送や広域配送に適する。