日本GLPは13日、広島・中区でマルチテナント型物流施設「GLP広島2」の起工式を開いた。投資額は約100億円、竣工予定は2023年1月。

GLP広島2は、3PLニーズをとらえた汎用性の高いマルチテナント型施設として開発。高度なマテハン設備の導入など、庫内自動化装備など、効率的なオペレーションを図る。

5階建て、延床面積5万m2で最大4テナントが入居可能。外壁や屋根部分に強風対策・塩害対策を施すことで建物の耐久性を高める。

テナントの生産性向上のニーズに対応し、従業員が不在時でも荷物を格納できる置き配バースを導入する計画で。トラック待機問題の解消や輸送コストの削減と効率化を促進する。

テナント不在時でも庫内監視カメラを使ったセキュリティの補足や荷姿確認システムを導入し、物流オペレーションの安心・安全を確保する。