福岡運輸ホールディングスは9日、大阪・茨木市に冷凍冷蔵倉庫「大阪茨木配送センター」を竣工したと発表した。同センター開設で南港物流センターを閉鎖する。

同社冷凍冷蔵倉庫としてグループ最大規模。関西エリアでは兵庫県鳴尾浜、尼崎、西宮についで、4か所目の冷蔵庫となる。

3階建て、延床面積は1万4280m2。同社施設初となるCO2冷凍機を採用、倉庫屋上全面に太陽光パネルを設置した。自社開発した接車バースを取り付けることによって、温度管理と外気流入を防ぐ。

同社は関西で湾岸エリアを中心に拠点整備を行ってきたが、初となる内陸型のTCとDCの機能を合わせ持つ冷凍冷蔵倉庫で、物流最適化を提案していきたいとしている。