コカ・コーラ ボトラーズジャパンは5月27日、兵庫・明石市の明石工場敷地内にコカ･コーラシステム国内最大級の保管・出荷能力を持つ物流センター「明石メガDC」を竣工したと発表した。稼働開始は7月を予定。

コカ･コーラシステム国内最大級の製品保管容量（6万パレット）と製品出荷能力（年間8000万ケース）を備え、大阪府と兵庫県の全エリアの物流を担う基幹拠点として稼働する。

同社の複数セールスセンターで行ってきた仕分けやピッキング、在庫保管などの倉庫業務を段階的な集約を進める。セールスセンターは今後クロスドッキング方式とし、エンド・ツー・エンドで高効率に製品を届けるネットワークを構築する。

明石メガDCは設備の自動化・デジタル化を推進し、出庫にかかる時間や人員による作業工程の短縮を図る。ペットボトル1500ケースの荷役を一括で可能とする。陸上では珍しいROROステーションでは、フォークリフトと比較した場合、トラック積み込み・積み下ろし時間を7割削減することが可能となる見込み。