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大和ハウス▼国外最大規模の「DPLマレーシアIII」着工 

2022年10月01日

大和ハウス工業は、マレーシア・セランゴール州で、マレーシア3棟目となる大型マルチテナント「DPLマレーシアIII」を10月1日に着工すると発表した。

3階建て延床面積15万6292m2の開発規模は、同社海外施設では最大となる。マレーシアはEC事業の売上が2019年度比で約70%増加しており、コロナの影響もあり物流施設のニーズが高まりを見せている。

新施設では、EC、食品卸売業者などの入居を想定し、各階に接車可能なランプウェイを設置。最大12テナントを入居可能とし、各区画の事務所設置やアクセスが容易な屋内駐車場を設けることで、安全性と利便性に配慮した施設計画を採用した。

開発地はシャー・アラム高速道路・コタ・ケムニンICから3.5km、マレーシア最大のコンテナ取扱港「クラン港」から東へ24km、「クアラルンプール国際空港」から北へ40km、クアラルンプールと港湾・空港の中間地点にあるため、物流拠点として海と空の玄関口にアクセスしやすい立地となっている。