物流不動産ニュース

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〈レポート〉日経ロジスティクス・サミット2021 で大谷が物流不動産ビジネスをアピール 

日本経済新聞社は9月30日、10月1日の2日間、オンライン・ライブイベント「ロジスティクス・サミット2021~次世代型物流革命を探る~」を開催しました。700名を超える聴講者が見守る中、「不動産開発」「自動化」「効率化(DX)」の3テーマに対し、日本を代表する物流の有識者による先進的事例や課題解決方法を示唆する講演が行われました。


サミット初日、イーソーコ会長の大谷巌一はパネルディスカッション「新型コロナウイルス・東京オリンピック開催で加速した物流革命」に登壇しました。

イー・ロジットの角井亮一氏をモデレーターに迎え、 ラクスルの狭間健志氏を交えた3名によるディスカッションは、1時間にわたり熱い議論が繰り返されました。

大谷は冒頭、社会的重要インフラである物流3要素をまとめたものとして「物流不動産ビジネス」を紹介。

「5年後・10年後でも重要視されていく事業に対し、ITを使って融合していくビジネスモデルです。これからますます注目されるものと確信しています」

「コロナウイルスで物流はどのように変わったのか」というテーマでは、大谷はECの伸展で物流不動産開発が加速している事例を挙げ、今年は70万坪、来年は90万坪の新規物件の供給があることを発表しました。コロナ禍では多くの不動産業が苦心を強いられていることに反し、「物流不動産はひとり勝ち。低金利と投資家ニーズの後押しもあり、この勢いはしばらく開発は続く」との見解を示しました。

また、働き方について質問された大谷は「付加価値をつけることが重要で留まっていたのではだめ。若い社長の運送会社では建築用資材(シンク)を届けることにプラスして設置まで担うビジネスにつなげて成功を収めた。この事例にある通り、物流は大きな可能性を秘めている」 と強調。

最後に ホワイトボードでモットーを書いてください、という角井氏の投げかけに対し、大谷は「ピンチはチャンス!! 」と力強く発表しました。「逃げるのはもちろん、停滞するだけでも、ピンチにつながなります。こういう時代だから挑んでださい、動いてください。チャンスは必ず訪れます!」と物流改善の施策として物流不動産ビジネスの業界化をアピール。多くの企業の参加を呼びかけました。

パネルディスカッションの模様は、後日アーカイブ配信される予定です。

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