物流不動産ニュース

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CRE戦略の効果 − 第6回 CRE戦略と物流不動産

 企業不動産のあり方をCRE戦略として捉え直すことにより、具体的には従来の管財的手法(都度対応、管理部門の業務、利用部門 の独自判断など)を離れて、企業戦略の一環として進めることにより、次のような5つの内部効果と不動産の持つ社会的な影響面からの3つの効果をもたらすこ とが考えられます。

まず、企業内部効果としては。

1.経営効率向上
取得等の不動産管理に関わるスピードアップ
不動産の運用面での柔軟性向上

2.不動産における利用価値の向上
施設充実による生産性向上:参照事例146
非事業用不動産の有効活用
顧客サービスの向上
企業の持つブランド価値の向上

3.不動産関連のコスト削減
よりスペース縮小をもたらす運用
不動産立地の適正化:参照事例149

4.キャッシュフロー増加
収益チャンス見逃しの防止
収入チャンスの獲得
資本コストの低下
資金調達力向上:手引き事例44
投資インデックス:手引き事例47

5.経営リスクの分散・軽減・除去
不動産固有リスク回避
市況リスク:手引き事例50
制度リスク

社会的な効果としては、
1) 有効利用による価値の増大
2)地域経済の再生への支援効果
3)適正な地価形成に寄与すること
というように、企業内外への大きな効果が整理できるようになります。

次回は、CRE戦略実現への体制作りおよびマネジメント手法に続きます。
(イーソーコ総合研究所・主席コンサルタント・花房陵)


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