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日大・鈴木邦成教授▼学術的に物流不動産を究明、標準化を目指す 

2019年9月、日本物流不動産学研究所が設立され、アカデミックチェア(学術議長)に
鈴木邦成氏(日本大学教授)が就任した。

日本物流不動産学研究所では物流不動産をアカデミズムの観点から検証する。物流不動
産市場は外資系の物流不動産ディベロッパーなどが中心となり、発達した2000年代の流れを受け、この10年は日本の有力企業が相次いで参入している。

しかし、加熱するマーケットの動向は物流業界の実務者やロジスティクスの研究者には十
分に把握できない点も多く、その仕組みやビジネスモデルを具現化する必要性に直面し
ている。

そうした物流不動産市場を取り巻く状況を鑑み、アカデミズムの観点からの検証を行うのが日本物流不動産学研究所だ。研究などのシンクタンク機能も強め、業界の活性化を側面から支援していきたいとしている。

同社では今後、研究大会の実施や研究所報などのレポートの発行を予定しているが、第一弾として、物流不動産に対する知見の確認を兼ね、懸賞論文公募を開始した。600文字以上を目安に、物流不動産について自由に実務経験や自らの知識のまとめを発表されることを期待しており、優秀賞授賞者には研究所フェロー(研究員)としての協力もお願いするということだ。

今後の物流不動産業界のリサーチに欠かせない機関となることは間違いないだろう。

 

ロジスティクス・トレンド 水上 健

 

 

▼お問い合わせ先
懸賞論文に関するお問い合わせ、募集要項、応募に関するお問い合わせ、論文の提出は山田までお願いします。

d-yamada@e-sohkogp.co.jp
03-3453-6770