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流通経済大学での講義に手応え(その1) 

イーソーコグループ会長 大谷巌一
ohtani

2014年10月、ロジスティクス研究の第一人者である流通経済大学・矢野裕児教授のご厚意により、同大で講師を務める機会に恵まれました。

学生達が物流業界にどのようなイメージを持っているのか、将来の就職先として魅力を感じているのか以前から強い関心があり、講義はその答えを知る機会ともなりました。

講義の前に矢野教授からは、お金のこととリクルートを誘発する内容は控えてくださいとの注意がありましたが、教壇に立った瞬間に忘れてしまい終始、お金や就職について熱く語ってしまいました。お詫び申し上げます。

講義の様子: 

衝撃のアンケート結果と詳細については次回の二~三回の連載でお話ししますが、結論的には、物流業界に将来の夢や希望を感じていない学生が大半でした。低賃金、過重労働、ドライバー不足等の情報がメディアを通じて彼らにも入ってきております。私自身「物流業界で生き残りをかけて」といったセミナーも耳にします。若い人たちが「生き残り」をかけた業種業態を避けるのは当然で、物流業界を魅力的な夢のある業界にするのが私達の責任であることを痛感しました。

そして実は、授業のなかで彼らの瞳が一番輝いたのは、生涯賃金について、フリーター6千万、正社員2億七千万、そして物流ユーティリティープレーヤー、○億円の話をしたときなのです。

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(次回に続く)