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日本航空電子工業▼国内一貫生産体制増強、青森に新工場棟 

2008年04月03日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】日本航空電子工業は3月31日、コネクタ事業の国内主力生産拠点で行っている一貫生産体制を増強するため、弘前航空電子が土地を取得して新工場棟を建設すると発表した。
弘前航空電子はコネクタ事業の国内主力拠点で、携帯電話、薄型TV、自動車分野の”小型、薄型、高速伝送”といったニーズに対応し、高付加価値商品を中心に生産を担当している。
同工場では「内製化による一貫生産を拡大し、ものづくり改革でコストダウンをはかり収益につなぐ」方針に基き、プレス部門の増強を図るため2005年10月に約3400平方メートルのプレス棟を完成。内製化拡大や一貫生産体制増強を図るためにプレス、モールドなどのコネクタの部品を生産する汎用機械投資を増やすとともに、新製品を積極的に導入した結果、生産金額が最近5年間で約2倍に拡大し、生産スペースが既に手狭になりつつあるという。
これを受けて日本航空電子工業では、弘前航空電子の周辺・隣接地約3万平方メートルの土地を取得、2階建て延べ2万3600平方メートルの新工場を建設するもの。土地は1.4倍、工場は1.7倍に増強される。
今回の生産体制増強に絡む設備投資総額は、汎用設備、新製品関連専用設備を入れ2010年度までに約80億円、弘前航空電子の生産金額は約1.8倍程度となる見込み。新工場は2009年3月に竣工し、翌4月から稼動する。