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UPS▼米製薬大手メルクの物流業務受託 

2009年01月16日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】UPSは、米製薬大手メルクの米国内における医薬品とワクチン製品の物流業務と小口貨物輸送サービスを受託した。
UPSは、子会社であるUPSサプライチェーン・ソリューションズを通じて、メルクの2つの主要配送センターの運営を受託し、医薬品とワクチン製品の取り扱いに、温度管理のもとでの保管、梱包、輸送サービスを提供する。
米国国内で流通するメルクのワクチン製品と医薬品の大半は、ジョージア州アトランタ、ネバダ州リノの2つの配送センターを通じて出荷する。
この2つの施設はいずれも現行医薬品適正製造基準(cGMP)に適合したもので、これにより20万平方フィート(約18,580m2)を超える安全でオートメーション化されたヘルスケア・ロジスティクス専用施設がUPSのネットワークに加わる。
この契約により、UPSは2つの新たな施設を他のヘルスケア企業へのサービスに活用できるようになり、メルクには、UPSの保有するヘルスケア物流ネットワークのほか、新製品の市場投入などに必要なサプライチェーンの柔軟性を高める広範なサービスを提供し、コスト構造の向上および顧客サービスの充実をサポートする。
この2つの施設、北米の既存23基準適合施設とプエルトリコとオランダにまもなくオープンする2施設とあわせて、UPSのヘルスケア専用施設は世界全体で350万平方フィート(約325,160㎡)を超える規模になる。