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プロロジス▼埼玉県東松山市に7万m2の物流施設着工 

2016年11月06日

プロロジスは10月21日、埼玉県東松山市にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東松山」を着工したと発表した。

運営中のプロロジスパーク川島・川島2・北本・吉見に続いて、埼玉県圏央道沿線の物流拠点として開発。

4階建て、延床面積7万m2の規模で、2018年2月竣工の予定。

開発予定地は国道407号に面しており、関越自動車道 東松山ICから約3km、圏央道川島ICから約8kmの地点に立地している。

関越自動車道や国道254号おと国道407号を利用して、都内から上信越方面へもアクセスしやすく、圏央道を利用して関東全域への配送にも適した立地。

圏央道 桶川北本IC~白岡菖蒲ICが開通したことにより、東北自動車道へのアクセスも向上し、広域配送の拠点として活用性が高い。

東武東上線の東松山駅から約1.5kmと近く、周辺には住宅地が広がっているため雇用確保の面からも有利。

プロロジスパーク東松山は、約3万1000m2の敷地に地上4階建、延床面積約7万1000m2の施設として開発。各階に大型車両がアクセス可能なランプウェイを設け、国内では希少な45フィートコンテナセミトレーラーが接車できるトラックバースを計画している。

ワンフロアの最大賃貸面積は約1万6000m2とし、広い庫内空間での効率的なフロアオペレーションを可能とする一方、各階2区画に分割可能であり、最小約6800m2からの入居にも対応する。

1階は2.5t用フォークリフトの走行が可能な設計とし、飲料や自動車部品など重量物の保管が可能となる。最上階(4階)の梁下有効高を6.0m~最大7.8mと、近年の一般的な高さである5.5mよりも最大2m以上高くすることで、パレットラックでの荷物の4段積など多様な物流オペレーションに対応する。

オフィス部分の天井には、「システム天井」を採用。照明取り付け位置の変更や内部間仕切りなどの造作工事が容易になり、レイアウト変更にかかる入居企業の労力・費用の負担削減に寄与する。

有線放送やWi-fi接続を導入したカフェテリアを計画し、働きやすい環境を整備することで入居カスタマーの人材確保をサポートする。

災害時の入居カスタマーの事業継続性にも配慮し、プロロジスのマルチテナント型施設の標準仕様である非常用電源の確保、断水対策を予定している。

照明は、全館LED照明とし、高断熱外装材の採用を予定しているほか、屋根面には自家消費用の太陽光パネル約1MWの設置を検討するなど環境にも配慮した施設計画としている。

■プロロジスパーク東松山の概要
所在地:埼玉県東松山市
敷地面積:約3万1170.84m2
延床面積:約7万1347.73m2
構造:地上4階建
着工:2016年10月
竣工予定:2018年2月

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