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センコー▼上海の新拠点でアパレル物流を展開 

2016年12月31日

センコーは12月27日、子会社「上海扇拡」と中国の上海紡織集団の子会社「上海紡織物流」と業務提携契約が締結したと発表した。

中国国内を中心とした物流ネットワーク網の構築や人材育成など、広範囲なパートナー関係を築くことが目的。センコーは提携により、上海紡織集団が取り扱うアパレル製品、自動車用シート等のネットワークを活用し、中国での事業展開に注力する。

上海市青浦区に上海紡織物流が建設中の物流センターを上海扇拡がテナントとして入居、2018年1月から業務を行う予定。

新センターは、常温に加え、冷凍・冷蔵エリアも設置した三温度帯とし、センコー、ランテック、シノトランスエアの3社合弁による冷凍・冷蔵物流ネットワークの拠点としても活用する。

上海紡織集団は、中国最大手の総合繊維企業で、コア事業のアパレル製品、自動車用シート、生活用品等のライフスタイル関連商品の製造・販売を行っており、中国国内に約6000店舗を展開。中国国内の販売拡大、アセアン諸国等からの原材料の調達強化、輸出入取引の拡大などの方針を打ち出し、海外事業の強化も図っており、さらなる物流基盤の整備・拡大を課題としていた。

■新センター概要
所在地:上海市青浦区重固鎮
建物構造:鉄筋コンクリート造2階建て
敷地面積:約50,000m2
延床面積:約22,000m2(内、約4000m2は冷凍冷蔵エリア)】