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イーソーコグループのしるべ、「働き方」「人材採用」座談会に登壇 

イーソーコグループの人財育成を展開するしるべは7月11日、オフィスデザインを手掛けるアーバンプラン、ITソリューション事業をおこなうALHと共同で、座談会をALHレセプションルームで開催しました。

テーマは「働き方座談会―人事採用と生産性向上を促すオフィスづくり―」。約70人の来場者の多くが、企業の採用担当者や総務担当者。いずれもメモをとりながら、登壇者の話に聞き入っていました。

座談会では「働き方」や「人材採用」、「生産性向上」の3本柱を深掘りしました。企業の悩み解決とオフィスの関係について広く知ってもらおうと、新オフィスの構築で働き方や採用状況の改善を実現したALHと、同社の新オフィスをデザインしたアーバンプランが企画したものです。しるべは、人材や働き方のプロフェッショナルとして参加。就活生の最新動向や、人財採用状況とオフィスの関係などを、余すところなくお伝えしました。

登壇者は、ALHの新卒研修担当責任者・舟本剛史氏と、同じく新卒担当の大石彩乃氏。アーバンプランからは、ALHのオフィス構築を担当した石田茂勝氏、五味真哉氏、大久保亜希子氏。そしてしるべからは、代表取締役・早崎幸太郎と執行役員の海前賢明が参加しました。

座談会冒頭、話題となったのがオフィスと働き方の関係性。ALHの舟本氏は「新しいオフィスになって働き方が大きく変わりました。出向先からそのまま直帰していた社員が、ら会社に戻ってくるようになったのです」と話します。

新オフィス構築のプロジェクトメンバーでもあった同氏は「このレセプションスペースもその一例です。パソコンを持ち込めば通常の業務もできますし、ミーティングや会議もできます。そして何より、こんなイベントもできるのです」と続けました。

大石氏は、「以前、オフィスのデザインを理由に採用予定者から断られたことがありました。でも新しいオフィスになってからは、ここで働きたいという人が増えています」というエピソードを紹介。オフィスの持つ役割の大きさを、人材採用の観点から実感したといいます。

一方アーバンプランの3氏はオフィス構築に携わってきた経験をもとに、オフィスがもつ役割の大きさについての考察を展開。オフィスが与える変化について、実例をもとに紹介しました。

「昨今、就活生のマインドは安定志向にシフトしています。冒険心を持つ学生が減ってベンチャー志向が減少し、大手企業を希望する学生が増えてきました」と話すのは、しるべの海前執行役。しるべ学生会員57名に行ったアンケート結果をもとに、学生の動向を分析。「教育制度や手当の充実、就業環境の充実を望む学生が増加しています。給料を上げるより、制度や手当、オフィス整備に使った方が学生に訴求しやすいのでは」といった提案も飛び出しました。

しるべの代表取締役・早崎幸太郎は「どんなオフィスで働くかは、学生はかなり気にしています。働きたくなるオフィス、自慢したくなるオフィスは、採用条件とともに学生にアピールできる部分です。企業はもっと力を入れるべき」と話し、採用活動におけるオフィスの重要性について言及しました。

学生の生の声を収集して分析、企業の採用活動の改善に寄与する――。しるべが担う「人財育成」の一環です。イーソーコグループのノウハウが役立てられる場面は、物流不動産にとどまりません。今後も業種・業態を問わず、物流不動産ビジネスで培った知見を活かすことができる機会に積極的に参加していく予定です。