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ヤマト運輸▼「着車バースの柱」が特長、大阪主管支店をリニューアル 

2007年05月31日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】ヤマト運輸(株)は5月24日、大阪主管支店を新築・移転した。大阪主管支店は建て替え工事のため、2005年11月から一時的に尼崎市に移転していたが、工事終了に伴い大阪市に場所を移し、6月4日から営業を開始する。
 これまで大阪主管支店として使用してきた尼崎市の施設は、設備のメンテナンスを実施し、10月に西大阪主管支店とする。
 新大阪主管支店(大阪市住之江区)は敷地面積3万7630.65㎡、延床面積5万8636.15㎡で、5階建ての事務棟、3階建ての荷捌・倉庫棟からなる。大型車用80台・4トン車用18台の着車バースのほか、自動仕分ラインが4ライン、手仕分けラインが2ラインあり、1時間に3万2000個の仕分け能力を持つ。
 同社によると、新施設の最大の特長は「着車バースの柱を斜めにした点」。これによるメリットとして、①2階の床が、着車バースの「ひさし」となるため、2階以上の床面積を広げることができた②運転席から外を見た時に、邪魔な柱がなくなったため、安全性がより高まった③柱がなくなったため、仕分け場所から着車バースまでの視界が開け、セキュリティ面の向上が図れた――としている。