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国分/1万坪の3温度帯物流センター、板橋区に開設 

2015年02月19日

国分は2月4日、東京・板橋区に首都圏をカバーする大型3温度帯センター「板橋総合センター」を開所した。

2012年にスタートした国分の首都圏物流再編の一環として進めていたもので、国分としては東京23区内に初めて3温度帯のセンターを持つことになった。延床面積は3万3763.46㎡。

立地は首都高速5号線の高島平出入口、中台出入口に近く、都営三田線高島平駅から徒歩10分。

1階の入出荷スペースは3方向に面しており、センター全体では71バースを確保。在庫機能に加え、配送機能も高い能力を持つ。

対応カテゴリーも3温度帯センターにより、常温食品、酒類、冷凍食品、日配品、デリカ、アイスクリーム、生鮮品など多岐に亘り、顧客の要望に即した物流を展開する。一括納品や都内の高質スーパーや業務用食材等の供給に大きな力を発揮するセンターとしている。

また、タッチパネル式の入荷受付システムを採用し、待機車両による混雑を緩和。倉庫床面には、仕上げにダイヤモンドハード(防塵材)使用し、ほこりが立ちにくくし、高耐久性も確保した。チルド庫では作業員に直接冷気があたらないように、ドラフト二重天井方式を採用している。

国分は板橋総合センターと同様、各地で3温度帯センターの建設を進めており、関信越地区対応に茨城総合センターを9月、東北地区には仙台総合センターを11月に、西東京総合センターを2016年の1月竣工予定で進めている。

なお、常温主体のセンターを国分では「3OD」(One Order One Delivery)と呼んでいたが、チルド、冷凍が加わる3温度帯センターとなることから「3ODプラス」と命名している。

■施設概要
名称:国分板橋総合センター
所在地:東京都板橋区新河岸1-2-2
敷地面積:1万7194㎡
建築延床面積:3万3763㎡
1階(ピロティー)を含む:9011㎡
中2階:287㎡
2階:9011㎡
中3階:764㎡
3階:9011㎡
中4階:1670㎡
4階:4007㎡

温度帯区分
常温庫:1万9416㎡
チルド庫:4201㎡
冷凍庫:5710㎡

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