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三菱地所、ラサール▼大阪市内に12万m2の大型物流施設を共同開発 

2016年08月18日

三菱地所とラサール不動産投資顧問は8月3日、大阪市大正区にマルチテナント型物流施設「ロジポート大阪大正」を共同開発すると発表した。

12月に着工、2018年1月の竣工を予定している。

「ロジポート大阪大正」は、敷地面積約5万5500m2、延床面積約12万2000m2、地上4階建ての大規模マルチテナント型物流施設。

大阪市大正区に立地し、難波・心斎橋エリアへ6km圏、淀屋橋・本町エリアへ8km圏、梅田エリアへ10km圏と、大阪都心部に近接している。

阪神高速15号堺線玉出出入口まで約4㎞で、市内主要部を縦横に走る阪神高速を通じて名神高速・中国道・山陽道方面へといった高速道路のアクセスに加え、国道43号線で神戸方面へ、国道26号線で南大阪方面へといった主要幹線道路のアクセスも良好で、大阪のみならず、神戸、京都を含めた関西の巨大マーケットへの輸配送もカバーできる。

人口密集地の至近に位置していることに加え、JR大阪環状線・大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の大正駅から施設最寄りバス停まで頻繁にバス運行があることから、アクセスが容易なため、従業員の雇用環境にも優れている。

工業専用地域内にあるため、365日24時間のオペレーションが可能で、多様なテナントニーズに応え利便性を高めることができる。

防災面では、制震構造を採用し、72時間対応の非常用発電機を設置する等、BCPを考えた災害リスクの低い施設計画としている。

全館LED照明を採用するほか、屋上に太陽光発電設備を設置する等、環境面にも配慮している。

なお、両社の物流施設の共同開発はロジポート相模原(2013年8月竣工)、ロジポート橋本(2015年1月竣工)に続く第3弾。

各企業による物流効率化の過程で、交通利便性に優れたエリアに立地する近代的な物流施設へのニーズが高まっている。

今後も企業活動のニーズに応える物流適地を見定め、物流施設開発を進めていくとしている。

■施設概要
所在地:大阪府大阪市大正区船町1-5-4他(地番)
敷地面積:5万5500.47m2
延床面積:12万2099m2(予定)
構造:鉄筋コンクリート造・鉄骨造 地上4階建、制震構造
設計監理監修:久米設計
設計施工:大林組
用途:マルチテナント型物流倉庫

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