グローバル・ロジスティック・プロパティーズ（GLP）は23日、着工前の「GLP流山III」で4万m2を日本ロジステックとに、現在建設中の「GLP流山I」で3万m2には3PL企業1社と賃貸借予約契約をそれぞれ締結したと発表した。

GLP流山は、3棟からなる総延床面積32万m2、投資総額590億円のプロジェクト。2018年2月に「GLP流山I」、同年5月に「GLP流山II」が竣工、「GLP流山III」は17年10月に着工する計画。

両施設ともプレキャストコンクリート造・免震構造、都心から25km、常磐自動車道・流山ICから0.5km、東武野田線・初石駅から1.8kmの距離に位置。

日本ロジテックはGLP流山IIIについて、同エリアで運用中の拠点での需要拡大に対応する新たな戦略的営業拠点として、以下の４点を評価して入居が決定した。
・縦搬送能力に優れ、保管効率最優先のレイアウトが可能な点
・免震構造や全館LED照明といった設備を備えている点
・トイレ・駐車場台数の充実や大型シーリングファンの設置など、パート社員確保で重要となる庫内労働環境向上を図る提案がされた点
・流山プロジェクトで予定されている無料バス、コンビニエンスストアなどの共用サービスが充実している点

今回の賃貸借契約により、GLP流山Iは賃貸面積の25％、GLP流山IIIは50％の契約が決定した。