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日本通運▼日本からインド・デリー向け航空混載サービス開始 

2017年06月18日

日本通運は6月15日、日本発インド・デリー向けの航空混載サービス「Indian Midnight Express(インディアンミッドナイトエクスプレス)」を発売した。

集荷の翌日着というリードタイムは、航空貨物輸送業界では最速。デリーでは日本からの部材、試作品や工場設備の緊急輸送需要が増加傾向にある。海外への緊急輸送では人員が荷物を持たせて航空機に乗る「ハンドキャリー」が一般的だが、インドでのハンドキャリーには就労ビザを有した人員が必要で、費用が高額になるだけではなくコンプライアンスの面でも問題となるケースが発生している。

サービスは羽田空港発深夜フライトを活用し、出荷日の翌日早朝にインド・デリー空港に到着する。出荷は日本全国から可能で、日通の羽田空港内施設に20時までに搬入された貨物に限り、当日フライトに搭載して翌日早朝にインド・デリー空港に到着できる。価格も抑え、空港間運賃でハンドキャリーの1/5~1/10程度。