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ロボネコヤマト▼リピート率4割、配送対象エリア拡大へ 

2017年09月14日

ディー・エヌ・エー(DeNA)並びにヤマト運輸は11日、4月から神奈川県藤沢市の一部地域で実施中の「ロボネコヤマト」実験対象エリアを拡大した。

これまでの対象エリアは、鵠沼海岸1丁目~7丁目、辻堂東海岸1丁目~4丁目、本鵠沼1丁目~5丁目。今回新たに辻堂元町1丁目~6丁目、辻堂太平台1丁目~2丁目、辻堂1丁目~6丁目、辻堂西海岸1丁目~3丁目が追加。利用可能な住民数は従来より約31,000人増加の約61,000人とほぼ倍増となった。

ロボネコヤマトは、車内に保管ボックスを設置した専用EV車両を使用。AIによる配送ルートの最適化で、配達時間帯を10分刻みで指定可能とする。対象となるサービスは、ユーザーが望む時間帯・場所で受取り可能なオンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」、地元商店の商品をWeb上で一括購入後、配送される買物代行サービス「ロボネコストア」。4月の実験開始以来、多数のユーザーが活用、リピート率は4割以上に達するという。

同実験は2018年3月末まで続行される。両社は広く意見を集めることによるフィードバックを行い、自動運転社会を見据えた社会受容性を検証していきたいとしている。