東京流通センター（ＴＲＣ）は15日、東京・中央区のロイヤルパークホテルで創立50周年感謝の集いを開催、約500名（300社）が駆けつけた。

冒頭、小野真路社長は「弊社は1942年に創立、東京の流通団地のなかで最も歴史が古く、幾多の諸先輩のご協力を得て、ようやく50周年を迎えることができた。今後の50年を見据えて着実に歩んでいきたい」と述べた。

来賓代表は東京商工会議所の三村明夫会頭が登壇、「本日は節目の50周年を迎えられ、心からお祝い申し上げたい。東京商工会議所と東京流通センターは、トラックターミナル建設促進懇談会を経て、東京商工会議所内にＴＲＣ設立準備室を設置した浅からぬご縁がある。大田区平和島は生産と消費の結節点として、流通の合理化と国際化に大きく寄与してきた。次の50年に向け、さらなるご発展を期待したい」と祝辞を述べた。

鏡開きの後、テナント代表の紀文食品の落合正行相談役は「50年前に物流に備えた国家を挙げた一大プロジェクトでご創業され、先見の名と時代を主導する志を持つ東京流通センターに改めて敬意の念を抱いた。首都圏の流通の発展を支えてきたことに多大な貢献をしてた東京流通センターのさらなる飛躍を祈念する」と述べ、乾杯の音頭を取った。