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DHC▼宅配弁当サービスの営業本格化、倉庫内ランチにも最適 

2018年05月19日

化粧品通販の最大手ディーエイチシー(DHC)は、1月から開始した法人向け宅配弁当サービス 「かみ)弁当」の拡販からこの春から拡充させた。

嘉味弁当は保存料、着色料を一切使用しない冷凍食品。オフィスに無償で設置する専用スチーマーで解凍・加熱・保温できる。解凍後は空いた時間に出来立てのお弁当をおいしく食べることができる。

最新技術「プロトン凍結」を採用した。千葉の工場で手作りされたお弁当は、冷風と磁力と電磁波を融合させた急速凍結技術で食品の細胞破裂を防ぎ、食感や風味を損なうことなく、おいしさを保つことができるという。

当面のメニューは日替わりの幕の内弁当(500円/税別)のみに限定。焼き魚に4種のおかず、ごはん、香の者、梅干しの内容で 「毎日でも食べ飽きない、手作りの家庭料理を目指したおふくろの味」とダイニングステーション事業部の小原田守係長は語る。 魚や肉、野菜をバランスよく摂取できる点も嘉味弁当の特長だ。

イーソーコで5月2日に開かれた試食会では、もちっとした食感の国産米のミルキークイーンの評価が特に高く、おかずの鯖の塩焼きも熱々の柔らかい状態で食べることができた。コンビニ弁当にはない本格的な味わいは好評で、食後は早々に導入の検討が行われた。

急な外出などでランチ時に弁当を食べることができない場合は自宅に持ち帰り、電子レンジで温めて食べることも可能。冷凍食品カテゴリーのため、賞味期限は6か月。味だけではなく、他の弁当とは大きな差別化を図ったサービスだ。忙しい庫内作業の合間にもおいしいランチが食べられると、物流事業者にも評価が高い。

対応エリアは東京23区と千葉県松戸市周辺で、順次拡大していく計画。問い合わせはTEL0120-912-800まで。