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野村不動産、IHI▼「Landport 横浜杉田」開発 

2022年09月15日

野村不動産とIHIは12日、物流の労働力不足の解消とさらなる物流効率化への貢献を目指し、自動倉庫のシェアリングサービスをはじめとした取組を行う大規模物流施設「Landport 横浜杉田」(仮称)の開発に着手したと発表した。

自動倉庫のシェアリングサービスは、両社の物流施設開発において初の取組み。立体型自動倉庫を施設内にビルトインで設置し、季節波動や生産波動に合わせた保管サービスの提供を行う計画で、テナントは保管容量の確保とフレキシブルな保管期間が可能となった。

開発地は首都高速湾岸線・杉田 ICより約 0.9km、横浜や東京都内へのアクセスが良く配送利便性に優れたエリアに開発。1階には両面バースを設置、宅配・配送事業者の入居を想定した設計としている。

4階建てで延床面積は約16万3000m2。各フロアから1階に荷物の移動が可能な搬送機を設置し、施設内においても配送効率性が向上する。屋上への太陽光パネルの設置や内装の仕上げ材に木材や再生材料の採用を検討するなど、環境に配慮した施設づくりを目指す。