物流不動産ニュース

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〈レポート〉日本物流研究会セミナー、初の100名越えで早崎が講演 

10月26日に開かれた第278回日本物流研究会(新日本流通新聞社主催)第278回セミナーに、イーソーコドットコム社長の早崎幸太郎が登壇しました。クローズドなセミナーのため、通常は30名程度が着座できる部屋での催しとなりますが、今回は100名収容の部屋でも入り切らないため、募集を途中で締め切りとさせていただくほどの大盛況で開かれました。

セミナータイトルは「コロナ禍でも儲かる物流不動産ビジネスの秘訣を徹底解析」

早崎は現在、イーソーコドットコムのほか、しるべ、ロジネスの3社を経営していますが、共通しているのは人財に関わる事業である点。早崎は「経営課題の2要素は資本と人財。資金は借入で解決できるが、人が育つまで時間がかかるため、人財問題は短期間で解決に至らない」と主張しました。

イーソーコグループが推進する物流不動産ビジネスは、上記2点の課題にITを掛け合わせて構築したビジネスモデルです。早崎はコーポレートスローガン【物流不動産ビジネスで人、社会、未来をつくる】と、中小企業を対象とした時代にあったビジネスモデルであることを強調しました。

物流と物販でAmazonが市場を席巻したように、物流と不動産から生まれた物流不動産ビジネスは、コンソーシアム(共同事業体)で事業を盛り上げています。イーソーコグループのコンソーシアムは現在45社、イノベーションというゴールに向かい、各社で力を合わせて進んでいます。

そこで欠かせないのがメタスキルの高い人財[物流ユーティリティープレイヤー]。ジョブローテーション制を採用し、新入社員時にさまざまな事業の業務を経験すること。早期に物流ユーティリティープレイヤーとして第一線のフィールドに立つことができます。

それを後押しするのがテクノロジーの進化です。iPhone、iPadの登場によって教会の景色が激変した2005年と2013年の写真を振り返り、「何もしない、アクションを起こさないのは大きなリスクだ」と早崎は強調しました。

物流不動産ユーティリティープレイヤーの価値の最大化は、人に寄り添い、人のことを思いやり、その人の能力を最大限に引き出すことで、お客様に喜んでいただく--。ニューノーマル時代、さらに加速していく物流不動産ビジネスについて、早崎は熱く語りました。

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続いて開かれた懇親会では、会長の大谷はじめ、イーソーコ関係者が登壇、各自の思いを語り、イーソーコのビジネスを会場にアピールしました。