物流業界以外のM&A事例を見てみる。
2006年に日本板硝子が英国のガラスメーカー・ピルキントンを買収した。当時、日本板硝子は業界第6位。ピルキントンは同3位。新生・日本板硝子は、M&Aにより、ガラスメーカー業界でトップクラスの企業へとなった。
「小が大を飲んだ」と話題になった。しかし、その2年後、日本板硝子の社長にはピルキントンの副社長が就任することになる。
なぜ、逆転が起こったのか。
海外の企業では、「M&Aされること」イコール「負け」とはならない。
研究者が起業し、特許を取得。大手製薬会社がM&Aをするといった事例は多い。
創業者は多額の金を手に入れ、また起業する。M&Aされるだけ「価値がある企業」と取れるのだ。
グローバル化が進むなかで、M&Aの考え方も変わってくる。M&Aされた理由は何か?どこに強みがあるのか?
ピルキントンは、グローバル展開が進んでいて、マネジメント能力があった。
M&Aされたから終わりではなく、M&Aされてからがスタート。そんな考えができる社旗になれば、経済は活性化し、面白くなる。
(了)
16.勝ち・負けの時代は終わる
2009年05月19日 15:11
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