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ディスカウントストアのミスターマックス▼完全自動発注システム導入で全体の在庫を10%削減 

2009年09月03日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】ディスカウントストアの「ミスターマックス」(本社=福岡市東区)は8月25日、需要予測と発注を完全に自動化したシステムを稼働させ、全42店舗への展開を完了した。
 今回のシステム導入により、需要予測の精度が向上し、取引先から物流センター・店舗までのトータル在庫について10%以上を削減、効率化を実現するとともに、店頭での商品欠品率が半減し、お客様の欲しい商品が店舗にあるというお客様へのサービス向上へもつながっている。
 ミスターマックスは、九州・中国・関東地区に42店舗を展開している総合ディスカウントストアで、今回導入したシステムは、自動発注機能を提供する商品管理ソリューション「カテゴリー・プロフィット・マネジメント(CPM)」を採用している。
 CPMは、事前に設定した基準在庫や安全在庫などを基に単純に自動発注を行う方法とは異なり、コーザルと呼ばれる販促情報、季節情報、特売情報、処分販売情報、イベント情報といった商品の販売に影響を与える各種変動要因を考慮したうえで需要予測を自動で行うもの。
 この需要予測に基づいて基準在庫計算を行い、売場の商品陳列を定義する棚割りシステムや単品在庫を管理するマスター管理システムといった既存システムとの連携を図ることによって、精度の高い自動発注を行う。