グローバルに物流不動産ファンド事業を展開する「プロロジス」（日本本社＝東京都港区）は9月2日、ビルド・トゥ・スーツ型（特定企業向け）の、物流施設「プロロジスパーク舞洲4」の起工式を大阪市此花区の建設予定地で行った。
　同施設は「センコー」（本社＝大阪市北区、福田泰久社長）の舞洲PDセンターとして来年8月の竣工を予定しており、同社関西地区の保管・配送拠点として利用される。
　同施設は敷地面積19,559㎡、延床面積63,823㎡の5階建の物流施設として開発。屋内型スロープで直接3階にアクセスすることができ、1階と3階に合わせて54台分のトラックバースを設けている。さらに庫内には荷物用エレベーター2台と12基の垂直搬送機を備え、作業を円滑に行えるよう設計。また、施設外壁には断熱サンドイッチパネルを採用することで、より快適な庫内環境を確保するとともに、100台以上の乗用車駐車場や駐輪場なども設けるなど、施設で働く従業員にも配慮した施設となる。
　施設概要は次のとおり。
＜プロロジスパーク舞洲4＞
所在地：大阪府大阪市此花区北港白津1-26
敷地面積：19,559㎡
延床面積：63,823㎡
構造：RC＋S造、地上5階建
着工時期：2009年 9月
竣工時期：2010年 8月予定