物流不動産ニュース

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プロロジス▼一定規模の開発資産を日本ロジスティクスファンド投資法人と共同で保有・運営へ 

2009年09月03日

 グローバルに事業を展開する物流不動産ファンド企業の「プロロジス」(日本本社=東京都港区)は8月31日、日本ロジスティクスファンド投資法人と、三井物産ロジスティクス・パートナーズとの間で、協業のための協定書を締結(パイプラインサポートに関する協定書)。今後プロロジスの開発した一定規模の資産についてはプロロジスと日本ロジスティクスファンドが共同で保有、運営していくことをあきらかにした。
 金融不況到来後、プロロジスは全世界で負債を削減しバランスシートを強化するという目標を掲げ、数々の戦略を遂行。今後日本においては、新規開発した物流施設を長期保有資産として自社で100%保有する一方で、一部の施設についてはパートナーと共同で保有する方針だ。また同時に新規施設の開発についても、その一部の事業を外部パートナーと共に実施するべく準備を進めている。
 今回こうしたプロロジスの戦略と、優良物流不動産の長期安定運用を指向している日本ロジスティクスファンドとのニーズが合致したことにより「パイプラインサポート協定書」の締結にいたった。なお施設を共同保有する場合には、プロロジスが施設の一部持分を保有するとともに、プロパティマネジメントおよびリーシング業務など、施設の管理・運営を引き続き担当していく方針だ。