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日本ロジステック▼上海に現地法人を設立 

2009年10月01日

 日本ロジステックは8月26日、中国・上海市に現地法人「東海立邦倉儲(上海)有限公司」を設立した。倉庫の賃貸借、自社倉庫の運営、コンサルティング事業を行う。
 今後、中国の国内物流市場は伸びることが確実視されている。中国市場に参入する日本企業向けに、物流インフラを整備するのが目的。
 新会社の最高経営責任者(執行董事長)に就任する生田泰穂社長補佐は「日本企業が出てくる前に、中国の物流を整備し、迎え入れる体制を整えたい」とする。
 中国の物流施設は、古い保管型の倉庫が多い。日本では荷物の保管が不可能と考えられる建物も利用されている。ファンド会社などが大型施設を建設はしているが、中規模施設となると新しい倉庫は少ない。同社では、中規模施設を中心に、物流不動産戦略を行っていく。
 すでに、上海市内の倉庫売買案件が持ち上がっている。物件取得後、倉庫業などの物流関連の免許を取得。自社運営倉庫と、賃貸借の両面で展開する。
 資本金は、15万米ドル。日本ロジステックが100%出資する。社員は3人。すでに動いているコンサルティング業務で、初期の売上高は、3000万~5000万円確保できる見通しだ。