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イーソーコ▼寄託情報投げて5社から返事 

2009年11月03日

 イーソーコ(本社・東京都港区、遠藤文社長)は10月20日、サービス提供している物流営業支援システム(LSS)の利用説明会を開催した。実際にシステムを活用している企業を集め、現状よりさらに有効に利用できる方法を伝えていった。最終目標である“LSSをやれば収益が上がる”に向けたサポート活動となっている。
 ▼24時間営業、人の手を使わずに営業。それはシステムの一面でしかない
 第一部では、IT部の北島あや氏が「LSSの概要について」講演。
北島あや
(「LSSの強みはイーソーコ.comなどの集客力のあるページと密接に繋がっていること」と北島氏)
 システムは24時間稼動し、人の手を使わずに営業を行ってくれる。しかし、それは、システムの一面であることを強調。システムはあるだけでは意味がなく、利用すること。さらにどれだけ有効なサイトとネットワークが組まれているかが重要となる。
 「LSSは、イーソーコ.comをはじめ、物流不動産ニュース、イーカーゴなどのページとつながっている。より物流に関係する多くの顧客を呼び込むことができる」(北島氏)とした。
 さらにLSSは、営業を考えたつくりとなっている。自社のPRや、仕事情報をLSS会員に一斉にメールで配信できるといったサービスを解説した。
 ▼うまく使えば間接部門のコスト削減にも
 第二部は物流不動産部の坂田淳司次長が「営業視点から見たLSSの使い方」を解説。LSSの中で主要サービスとなっている「なんでも物流掲示板e-cargo」の実例を説明した。
坂田淳司
(写真2・「e-cargoを利用して、新しい会社と関係を築けた。自分にとってもプラスになった」と坂田次長)
 「荷主企業から倉庫を探していると来たが、寄託案件に切り替えた。e-cargoで情報を投げたら5社から返事があり、成約に結びつけ、紹介料もいただけた」(坂田次長)。情報を投げたことで、今まで知らなかった企業と新しい関係も築けたという。
 さらに、「間接部門でも蛍光灯、ダンボールなどの資材で利用できる。蛍光灯250円で仕入れる業者さん知りませんか?と投げることで成果を出せる」(坂田次長)とした。
 ▼上司に見てもらいたいメールのときどうしますか?
 第三部では、e-cargoへの登録方法を一つ一つ説明。事前に、登録に必要な情報を書き込める「案件シート」を配布し、スムーズに登録ができるようにした。
田村洋佑
(イーカーゴのポイントについて、白板を使い熱演した田村氏)
 説明に立ったIT部の田村洋佑氏は、「上司へのメールで、絶対に見てもらいたいメールの件名にマークをつけたりする。このe-cargoも同じ。読み手の目を引くものを件名につけてもらうのがコツ」とした。
 そのほか、写真を貼り付けて、差別化を図るのも手だという。