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ラサール▼DHLと12月に賃貸契約、千葉県柏市の施設稼働率が100%に 

2009年12月29日

 グローバルに事業用不動産施設を提供する「ラサール インベストメント マネージメントインク」(本社=米国イリノイ州シカゴ、ジェフ・ジェイコブソンCEO)は、千葉県柏市に開設したマルチテナント型物流施設「ロジポート柏」(敷地面積5万9,442.01 ㎡、延床面積:11万7,193.21 ㎡、地上5 階建)が、DHL サプライチェーンと12 月に賃貸契約を締結したことにより稼働率が100%となったと発表した。
 ドバイショックなど世界的な金融不安で先行きが不透明な中、物流業界では老朽化した小規模施設の集約化、オフバランス化など効率的な倉庫施設の利用ニーズがより高まっている。今回は集約統合を目指す物流企業のニーズと、ロジポート柏の24 時間操業可能な最新鋭かつ汎用性に富んだ物流設備、万全の安全性を兼ね備えた施設提供コンセプトが合致、DHLとの契約につながった。
 「ロジポート柏」はラサールがロジポートシリーズ第1 番目として、2006 年7 月に竣工した約18,000 坪という広大な敷地に建つ、ワンフロア7,000 坪を超える関東最大級の大型物流施設。昨年の厳しい状況にあっても同施設は常に90%の平均稼働率を維持しており、今回のリーシング完了はラサールのきめ細かい運営力と今までの実績が高く評価された。DHLのほかに、精密機器、通信関連、アパレル、食料品など8 社が入居している。