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キユーソー流通システム▼新中期経営計画で当期利益2倍に 

2010年01月18日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】キユーソー流通システムは1月13日、2010年11月期~2012年11月期の3か年中期経営計画を策定した。
 計画では、2012年11月期の売上高を2009年比で1.9%増の1380億円、営業利益は51.0%増の23億円、経常利益は48.7%増の23億円、当期利益は115.6%増の8億円に伸長させる。
 計画の基本方針では、計画期間の今後3年間をグループの構造改革を行う期間と位置付け、物流品質の向上、収益体質の改善、成長分野へのシフトを経営テーマにした。
 全国の4温度帯の物流ネットワークと幅広い顧客基盤など強みを持つが、そのネットワークが国内市場向けに傾斜しているため人的資源を強化し、同時に物流機能を再構築することで収益力・競争力の強化を図る。並行して専用物流や輸入貨物など成長分野への対応力も強化する。
 このため標準作業の設定と品質基準の明確化、料金体系の見直しなどの業務の標準化の定着、専用物流向け新情報システムの開発、異業種企業との連携など専用物流と輸入貨物取扱への資源投下、地方TC機能の拡充、配車機能の再構築などの運送機能の再構築、拠点ネットワークの再構築、小口化に対応した荷役作業体制からなる構築の保管機能の再構築、収益管理システムの強化などの情報系システムの構築、人材育成・活用の強化を機軸に戦略を具体化し、目標達成につなげる。