【LNEWS(http://www.lnews.jp）】大洋薬品工業は1月25日、「西日本物流センター」（神戸市、延床面積290坪）を設置し、2月1日に稼動を開始すると発表した。
　主要な生産拠点である高山工場の配送センターに加え、2008年9月には神奈川に、2009年7月には札幌に、九州にもそれぞれ物流センターを増設している。
　今回の西日本物流センターの新設により物流拠点は全国5か所となり、それぞれの拠点に対して配送の担当地域を明確に割り当てる。各地域の卸における在庫管理が容易となるほか、卸、医療機関からの緊急注文に対するリードタイムの短縮を実現。
　注文を受けた翌日の午前中までには着荷する体制を全国各地で確保しており、物流体制の整備により、安定供給体制は強固なものになるとしている。
　同社は、薬価収載品目数587品目の業界トップの品ぞろえに加え、業界トップの生産能力・生産技術を背景に、製品の安定供給体制の強化や営業力の拡充などを推進している。
　物流体制をより強化するため8月には、春日部工場の敷地内に埼玉配送センターを設置する予定。