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サミットネットスーパー▼専用配送センター整備で、都内14区6市に拡大 

2010年03月03日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】住友商事は2月26日、サミットと提携してネットスーパー事業を展開しているグループ会社のサミットネットスーパーが、3月に新宿区など9区を配送範囲に追加すると発表した。これで従来の配送範囲の世田谷区など2区6市に加えて、東京都の過半エリアをカバーする。
 3月の配送エリア拡大は、5月、7月に予定している2か所の専用配送センターの設置による本格的な事業拡大に先駆けて、サービスメニューの一部を対象エリア向けに提供するもの。
 新設する2か所の専用配送センターは、ネットスーパー専用の配送センターとして立ち上げるもので、従来のスーパー店頭の商品を出荷する店舗出荷型ネットスーパー以上の品質管理と独自商品の品揃えを強化する。
 新配送センターでは、内部オペレーション効率の向上のため、マルチカートピッキング方式の採用も計画している。
 従来の一日3便の配送体制に加えて、3月から新たに「お得便」も提供し、従来より値ごろ感のある配送料金で、お得便だけに利用できるクーポン券も用意する。
 前日までの注文に限定したサービスだが、配送時間帯を事前にメールで連絡する「お届けメールサービス」を導入し、配送トラックが自宅近くに接近した際にメールで連絡する。
 さらに、注文の頻度に応じて、ポイントが貯まりやすくなるステップアッププログラムの集計期間を半年から3か月に短縮する。このほか、当初の試用期間の利用を促進するため、入会後半年間は会費(5000円以上の注文に限定)無料」のキャンペーンを2011年3月まで延長する。
 3月以降の新配送範囲は、お得便のみのサービスとし、新配送センターのオープン後、各配送センターから配送する対象エリアでは通常便サービスを順次導入していき、7月には北区など3区を追加する。