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上組▼神戸コンテナターミナル(PC-18)東側岸壁供用開始 

2010年04月18日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】上組は4月1日、単独運営によるポートアイランドの神戸コンテナターミナル(PC-18)東側の延長400m、水深16mの大水深耐震岸壁を共用開始する。
 岸壁には22列対応の免震装置付スーパーガントリークレーン3基(内2基は20フィートコンテナ2個吊り)を有し、10,000個超積みの超大型コンテナ船の荷役が可能。
 この供用開始で、PC-18は、連続するI/Jバースを含め、バース総延長1,230mの岸壁で8基のガントリークレーンを使用する事ができ、その後背地にある共同デポでの内航コンテナ船ディストリビューションセンター機能と有機的に組み合わせることにより、500トンの小型船から10万トンの超大型船まで幅広いコンテナ船のオペレーションを効率よく行う事ができるようになる。
 施設内に設置した自動ダメージ認識システムで、レーザー照射装置、高感度3Dカメラにより、時速20km以下で通過するコンテナのコンテナ番号やダメージを識別し、データをサーバーに保管する。
 このシステムにより、本船揚荷役時にコンテナダメージを早期発見し、雨水によるコンテナ内貨物の水濡れを防止する事ができ、またゲート搬入時のスピード化を実現する。